コンゴウテンリュオ（2006年生、母フェイツギャランツ）

コンゴウテンリュオ（2006年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋天竜＋王。天に昇る竜人のごとく」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時14歳）と交配したフェイツギャランツが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月13日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3歳（2009年）

3月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた9戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中克典騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。