アイカンフブキ（1997年生、母ミツワスピード）

アイカンフブキ（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のフオーモサカウント（当時10歳）と交配したミツワスピードが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は富田浩幸。戦績は、地方42戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田浩幸から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、富田浩幸から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって262.5万円で落札された。

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2000年）

5月4日、デビュー戦は桑野等騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。馬体重は513kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサトミレディースに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた3戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサトミレディースをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるスマノレイズを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた16戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハスキーホマレを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部竜司騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シマユウスターに半馬身交わされて2着となった。

5月14日、中0週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマリリンにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったコーザンファーストに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハナタイショウをアタマ差振り切って4勝目を収める

9月30日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホラインを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた38戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるヤマサダイヤを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた40戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（16戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月22日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。