ローランクリムゾン（2004年生、母ローランニフリート）

Loulan Crimson

2004.05.10

ローランクリムゾン（2004年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋深紅」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時9歳）と交配したローランニフリートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月28日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3月3日、中4週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のマチカネタヂカラオをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

4歳（2008年）

9月14日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。