シゲノタイザン（1998年生、母ルイーザー）

Shigeno Taizan

1998.04.21

シゲノタイザン（1998年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したルイーザーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、地方13戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のグッドラック特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2001年）

1月8日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アリゾナハッカーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフレイズキングに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノースハッカーを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

2月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイホームランを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイホームランに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月7日、中6週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月22日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシベリアクインに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、シュンプウに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月11日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のワタリハヤブサをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月29日、中2週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のエムジーカントリーをクビ差振り切って7勝目を獲得した。

4歳（2002年）

1月25日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、トキノエイトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中3週で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、早春賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。