フラワリーウーフ（2001年生、母パルカエ）

フラワリーウーフ（2001年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名より連想＋横糸。母名の運命の女神より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したパルカエが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田隆志。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月23日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月25日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のキョウエイフルハムを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

1月24日、中1週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

7月4日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

9月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

4歳（2005年）

1月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

9月24日、約8か月半の休み明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。