アンフィニ（2010年生、母イケノエメラルド）

アンフィニ（2010年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時11歳）と交配したイケノエメラルドが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池添安雄。戦績は、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年のかえで特別。

経歴

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

7月30日、デビュー戦は赤嶺亮騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したドリームタイムに3/4馬身届かず2着となった。

12月29日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

3歳（2013年）

1月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤嶺亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤嶺亮騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤嶺亮騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤嶺亮騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルヨスバルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で赤嶺亮騎手（7戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤマジュンガイアに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で赤嶺亮騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で赤嶺亮騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で赤嶺亮騎手（10戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

9月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のかえで特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で赤嶺亮騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデカタロウをアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で赤嶺亮騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、すみだ特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で赤嶺亮騎手（13戦2勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で赤嶺亮騎手（14戦2勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた16戦目は、忘年特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で赤嶺亮騎手（15戦2勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2014年）

1月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で赤嶺亮騎手（16戦2勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で赤嶺亮騎手（17戦2勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

2月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で赤嶺亮騎手（18戦2勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

4月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

5月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アトラスバローズにアタマ差交わされて2着に惜敗した。