トゥータフ（2012年生、母ファイトソング）

トゥータフ（2012年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時16歳）と交配したファイトソングが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方44戦1勝2着4回。2015年の大観峰賞(地方重賞)に勝利した他、2015年の筑紫野賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤正弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月28日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月1日、中4週で迎えた2戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月15日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったフェードロワに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ブルージャスティスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた11戦目は、2歳戦のナナセちゃん賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた13戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、キングプライドに交わされて1馬身差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の背振山賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の大観峰賞（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のラッキーウィンダムを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月14日、中2週で迎えた18戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の古伊万里賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中純騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月19日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた26戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の里帰りジョッキーズカップウエルカムカップ（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマドヲアケレバ決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた29戦目は、3歳戦のバルーン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月8日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、うお座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた31戦目は、神楽月特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（12戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた32戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、カシオペア座特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた33戦目は、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた34戦目は、おうし座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（15戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた39戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた40戦目は、端午特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた41戦目は、かに座特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた42戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。