カノコビゼン（1990年生、母サツキビゼン）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

11月7日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ショートストッパーに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

3歳（1993年）

1月23日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで懸命に走り抜いたが、タヤスウエノに3/4馬身交わされて2着となった。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で蛯沢誠治騎手（10戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリードルーブルに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月19日、中4週で迎えた12戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で蛯沢誠治騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は13戦連続で蛯沢誠治騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で蛯沢誠治騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で蛯沢誠治騎手（14戦1勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で蛯沢誠治騎手（15戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

4歳（1994年）

3月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（16戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（18戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。