ブルボンクイーン（2021年生、母セレブラール）

ブルボンクイーン（2021年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラの品種名。オールドローズのつるバラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したセレブラールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月18日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、アンクルクロスに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2024年）

2月18日、中9週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたモズトキキ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアウェイキングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のシャドフをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2025年）

1月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったセシリエプラージュにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。