スガノジョン（1986年生、母フレンチカンカン）

スガノジョン（1986年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトキノエイユウ（当時15歳）と交配したフレンチカンカンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は牛坂牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系一般C。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

9月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた8戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったコトブキパワーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3歳（1989年）

2月27日、中9週で迎えた10戦目は、中野博騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、川上明人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロタケパークから半馬身差の2着となった。

7月23日、中2週で迎えた13戦目は、飯島雄治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた15戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月3日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川上明人騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた18戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川上明人騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川上明人騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月14日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川上明人騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月1日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢ケ部徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川上明人騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川上明人騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月5日、連闘で迎えた30戦目は、福島幸広騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノフロイドに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月11日、連闘で迎えた31戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた32戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飯島雄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飯島雄治騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯島雄治騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。