サムシングフォー（2006年生、母プロポーズトゥミー）

サムシングフォー（2006年4月30日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「花嫁が幸せになるおまじない。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョハー（当時7歳）と交配したプロポーズトゥミーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の一般C15。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,943万円（9.72万×200口）で一口馬主が募集された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4月26日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

6月14日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月5日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた5戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

9月10日、中4週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月16日、中8週で迎えた10戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた17戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般C15（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノサンゴに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般C14（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナチュラルバイオから2馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C13（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイヌーンナゲットから1馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、福山・高知連携明光丸シリーズ六戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒川知弘騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C11（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモティグアンから5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（9戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた28戦目は、一般C11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒川知弘騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた32戦目は、鞆の浦シリーズ第一戦（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で黒川知弘騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったオブリーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で黒川知弘騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた34戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で黒川知弘騎手（16戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた36戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（17戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた38戦目は、福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（18戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた39戦目は、福山・高知連携高杉晋作シリーズ二戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（19戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月10日、連闘で迎えた40戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（20戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンカロンから4馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた41戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。