スマイルディシー（2022年生、母カジノスマイル）

スマイルディシー（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「笑顔+父名の頭文字。ディスクリートキャットが微笑んでしまう」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したカジノスマイルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋本牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月17日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月23日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3歳（2025年）

2月2日、中7週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアサクサグレースをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

6月1日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた7戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。