ビューティバランス（1999年生、母ヘリオトロープ）

ビューティバランス（1999年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したヘリオトロープが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、池谷誠一によって640.5万円で落札された。

千葉四美厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

8月17日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた4戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のジェベルテューダーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2002年）

3月30日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず16着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

10月21日、中7週で迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月15日、中7週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた17戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。