グランドソニック（2004年生、母ファイル）

Grand Sonic

2004.02.29

グランドソニック（2004年2月29日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋音速の」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGrand Slam（当時9歳）と交配したファイルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、トップオブドーラに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

7月15日、中7週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月2日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

10月31日、中7週で迎えた8戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の週刊Gallop賞（大井ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

12月28日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

4歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2十11（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。