グレースザワールド（2011年生、母グランドヒート）

グレースザワールド（2011年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「気品＋世界一」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したグランドヒートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

7月13日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた2戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、ししゃもとやまべ日高町賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、赤岩青厳峡賞（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったティアップアーリーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で松井伸也騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。