サンポーニャ（2020年生、母テンダリーヴォイス）

Zampona

2020.04.26

サンポーニャ（2020年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アンデス地方の楽器」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したテンダリーヴォイスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月22日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

3歳（2023年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた4戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、スイープランに3/4馬身交わされて2着となった。

5月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ドーバーホークに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月19日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマテンロウプラウドに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2024年）

1月20日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷲頭虎太騎手（2戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。