シゲルペガサス（1998年生、母メアリービジヨン）

シゲルペガサス（1998年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時8歳）と交配したメアリービジヨンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は小田誠一。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小田誠一から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、小田誠一から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、森中蕃によって189万円で落札された。

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

5月30日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトバクシンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオウゴンティアラをハナ差制して勝利をモノにする

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったステキナリボンから5馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中5週で迎えた9戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のストロベリーロッチに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月11日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

2月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月5日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野猛騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野猛騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。