ブルーサンセット（2022年生、母エルビッシュ）

ブルーサンセット（2022年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「青い夕焼け。火星で見られる夕日」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマーズ（当時6歳）と交配したエルビッシュが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年のききょうステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

7月14日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のテーオーシュターデに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦1勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、スリールミニョンにクビ差交わされて2着となった。

11月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村淳也騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのさざんか賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

3歳（2025年）

3月9日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

4月26日、中6週で迎えた7戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

5月25日、中3週で迎えた8戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月5日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村誠之助騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアウクソーに1馬身3/4の差をつけて制した。

10月5日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村誠之助騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。