ハードビクトリー（2004年生、母セリーストーマー）

ハードビクトリー（2004年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「激しい勝利」。毛色は栗毛。種牡馬のタバスコキャット（当時13歳）と交配したセリーストーマーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C25。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5月12日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

7月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

10月18日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコンバットコマンダに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2008年）

1月1日、連闘で迎えた12戦目は、優貴誕生5歳記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた14戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、バレンタインデー特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月5日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた16戦目は、肥後椿特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、梨の花特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた19戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。