ビゼンマフジ（1990年生、母ブルービーナス）

Bizen Mafuji

1990.06.17

ビゼンマフジ（1990年6月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラプシイ（当時15歳）と交配したブルービーナスが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセノエスワローにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイズミブルーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

2月14日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

4歳（1994年）

4月23日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

7月10日、中7週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。