エモア（2005年生、母Irish Class Miss）

Et Moi

2005.04.29

エモア（2005年4月29日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「一緒に（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のArch（当時10歳）と交配したIrish Class Missが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C5a(牝)。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月24日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

7月19日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた4戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

12月8日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた6戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4歳（2009年）

1月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の一般C35（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた9戦目は、楠滝 章バースデー記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C33（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったラヴリーテンビーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、大島澄子誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた13戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の第一回野球チーム極来場記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C5a（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のファンタスティックをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた19戦目は、春駒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた20戦目は、祝!正輝・宏美結婚記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。