デルマインドラ（2008年生、母オーブアンディアンヌ）

デルマインドラ（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ヒンドゥー教の神、帝釈天」。毛色は鹿毛。種牡馬のスニッツェル（当時6歳）と交配したオーブアンディアンヌが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地20戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月26日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったルービンシュタインに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹之下智昭騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹之下智昭騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月18日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹之下智昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のスリープレシャスを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹之下智昭騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、最後はナンヨースラッガーと並んで4着同着となった。

7月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹之下智昭騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹之下智昭騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下のフィリピントロフィー（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹之下智昭騎手（10戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4歳（2012年）

4月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で竹之下智昭騎手（11戦1勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹之下智昭騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹之下智昭騎手（13戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で竹之下智昭騎手（14戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹之下智昭騎手（15戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で竹之下智昭騎手（16戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、クワイアーソウルに半馬身交わされて2着となった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下のフィリピントロフィー（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で竹之下智昭騎手（17戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で竹之下智昭騎手（18戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。