ダイワテイオー（1991年生、母ケイシルバー）

ダイワテイオー（1991年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時8歳）と交配したケイシルバーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方25戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月31日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。

5月15日、中9週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、ゴルデンシルバーに交わされて2馬身差の2着となった。

6月18日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

8月13日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

12月31日、中6週で迎えた9戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマソウゴールドから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンコールビートからハナ差の2着に甘んじた。

1月24日、中0週で迎えた11戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラシアンパワーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカズタカコダマに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月23日、中2週で迎えた13戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスファーストに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月9日、中2週で迎えた19戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコーサイダンサーから1馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた23戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中7週で迎えた24戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサポートボーイから3馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチサクセスに6馬身の差をつけて4勝目を収める

12月19日、連闘で迎えた27戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた28戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月14日、中5週で迎えた33戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。