ビジョガー（2019年生、母ヤサシイキモチ）

ビジョガー（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美女とジョギングする人の組み合わせ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のザファクター（当時11歳）と交配したヤサシイキモチが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。主な勝ち鞍は2022年のシュペーア特別。

経歴

デビュー前

宮田敬介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月14日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月21日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2022年）

10月10日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュペーア特別（川崎ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモブライヤーをハナ差振り切って初白星を挙げた。