ビコージャスティス（2001年生、母カロギャル）

ビコージャスティス（2001年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋正義」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時11歳）と交配したカロギャルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦0勝。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月18日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に敗れた。

8月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月12日、中8週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた5戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

4歳（2005年）

1月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた9戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田高明騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田高明騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田高明騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田高明騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた15戦目は、イワナ・あゆ料理よろずや賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田高明騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田高明騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田高明騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で和田高明騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、ヘアーサロン「スマート」賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田高明騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月22日、中2週で迎えた20戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第10戦（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田高明騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた24戦目は、TJーGIFU創刊30周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田高明騎手（13戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた25戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田高明騎手（14戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。