タニノテンカ（2004年生、母キンジョウテンカ）

タニノテンカ（2004年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋添花」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時14歳）と交配したキンジョウテンカが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口修二。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C2 18。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

8月4日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月30日、中4週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた4戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中3週で迎えた7戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャプテンスパロウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバンビーナリタをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

3月9日、中2週で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は川野幸治騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた13戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。