プライスリーダー（1994年生、母ヒカリリーダー）

プライスリーダー（1994年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時13歳）と交配したヒカリリーダーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒカル牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方25戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

10月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレインボーデュレンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1997年）

1月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4月25日、中9週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラベンダーノカオリをアタマ差制して2勝目を手に入れた。

6月18日、中4週で迎えた7戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンジュピターをハナ差制して3勝目を挙げた。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、B3（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンワイズから半馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中6週で迎えた9戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた13戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、畜産フェアー特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月14日、中3週で迎えた14戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の金沢・笠松ジョッキークラブ（P）（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた15戦目は、睦月特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のパノラマオーに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた18戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた19戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月22日、中7週で迎えた20戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた21戦目は、乗鞍特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた24戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた25戦目は、神無月特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

12月15日、中7週で迎えた26戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた27戦目は、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（16戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた28戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、めいほう杯（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた29戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。