ハイスピードカム（2017年生、母エリモトゥデイ）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

11月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3歳（2020年）

2月8日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月12日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月23日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水口優也騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水口優也騎手（8戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナムラパフィンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月20日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で水口優也騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で水口優也騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。