コウノマイ（1989年生、母ピツトパワー）

Konomai

1989.04.02

コウノマイ（1989年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカツテイングブレード（当時5歳）と交配したピツトパワーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

7月13日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1000m 晴/重）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカツノレシティに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1992年）

2月8日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田政人騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた6戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。