パワポケウイング（2021年生、母キクノレジーナ）

Pawa Poke Wing

2021.04.19

パワポケウイング（2021年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時11歳）と交配したキクノレジーナが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元道牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、元道牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、柳原達也によって429万円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

7月28日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルクリヒトに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングトレジャー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

3歳（2024年）

3月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、勝ったエスメラルドエクラにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の頬白特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。