マテンロウシルビア（2022年生、母パーシーズベスト）

Matenro Silvia

2022.02.19

マテンロウシルビア（2022年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「摩天楼+ギリシャ神話の美しい乙女の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時15歳）と交配したパーシーズベストが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田千代乃によって4,620万円で落札された。

四位洋文厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月12日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

12月14日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に敗れた。

3歳（2025年）

3月15日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月17日、中8週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のサルファーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。