ダンストンフィート（2012年生、母ドラールフォンテン）

ダンストンフィート（2012年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアサクサデンエン（当時13歳）と交配したドラールフォンテンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方26戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

9月14日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月23日、中9週で迎えた2戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C2三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったキスミースマイルを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳C2二（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、チャチャマンボにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2015年）

3月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた8戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の秋田場外開設記念なまはげ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のダリア賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（9戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったフレンドマキシマムに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の盛岡さんさ踊り賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ミヤビリヴェールに交わされて2馬身差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月22日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンエイジャンセンを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、マイネルラヴィーンに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月6日、中9週で迎えた18戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（15戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンエイジャンセンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（16戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、勝ったスターフィッシュに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（17戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた22戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた23戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念金ケ崎町賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、熊本地震被災者支援（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた26戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。