ラージャラージャ（2002年生、母アサクサメデリン）

ラージャラージャ（2002年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「インドの最も強力な王」。毛色は芦毛。種牡馬のワシントンパイザー（当時8歳）と交配したアサクサメデリンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般B3。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月17日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

9月4日、中7週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月30日、中6週で迎えた5戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エーブオンリーワンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエミネントリッチに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンクィーンに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月25日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサクラピュアリーをハナ差振り切って3勝目を手に入れた。

4歳（2006年）

3月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた10戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月19日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（7戦3勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（8戦3勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木忍騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5歳（2007年）

1月8日、連闘で迎えた18戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスタデルソルに6馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般B1 B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

4月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、リヴェール（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（13戦3勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタカノグラディウス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（15戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（16戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（18戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた27戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ホテルメトロポリタン盛岡杯（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月23日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。