ローリエプリンセス（1985年生、母ハワードクイン）

Laurier Princess

1985.05.15

ローリエプリンセス（1985年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルム（当時18歳）と交配したハワードクインが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）大橋牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

斎藤籌敬厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月2日、デビュー戦は岩城博俊騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

4月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城博俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城博俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城博俊騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着を確保した。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩城博俊騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたパーティジョーク決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩城博俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アイランドアンサーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩城博俊騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月8日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩城博俊騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、サクラマサルオーに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩城博俊騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったワコーエンブレムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岩城博俊騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4歳（1989年）

7月30日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。