エアブリエ（2005年生、母エアシャキーラ）

エアブリエ（2005年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアエミネム（当時7歳）と交配したエアシャキーラが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2九。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月16日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

3歳（2008年）

7月5日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンノーブレスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月1日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2009年）

3月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、日本料理対い鶴杯（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原俊吏騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナオミマリシテンを3/4馬身振り切って2勝目を収める

9月12日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原俊吏騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラノアンビシャスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菅原俊吏騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したランドシップを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1十三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原俊吏騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したストロベリータイムを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1十二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原俊吏騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。