キタノスウォード（2018年生、母スイートプラド）

キタノスウォード（2018年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+近親の活躍馬名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時15歳）と交配したスイートプラドが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって216万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月22日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着を確保した。

12月19日、中3週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

3歳（2021年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファーライオンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月9日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のカポ峯出版記念スカーフェイス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月9日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのキンレンカオープン（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のコスモス賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた15戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大原浩司騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大原浩司騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず3着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で大原浩司騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた18戦目は、ピリオド!カニまつりパレード杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大原浩司騎手（12戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のワイルドジャーニーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、笠松町商工会特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で大原浩司騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、山査子賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で大原浩司騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、金華山賞（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で大原浩司騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた22戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、伊自良川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（16戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11 C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C12 C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10 C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、細江純子笠松けいば来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で深澤杏花騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11 C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた29戦目は、ホロライブ獅白ぼたん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（18戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。