マルモルーラー（2018年生、母マルモセーラ）

Marumo Ruler

2018.02.21

マルモルーラー（2018年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+統治者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したマルモセーラが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は岡本 昌市。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウキリモンに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2021年）

1月24日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

8月14日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサワヤカコーズサンに半馬身届かず2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で幸英明騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2022年）

9月10日、約12か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で幸英明騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2022年12月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。