ボレーキック（1994年生、母スターサファイア）

ボレーキック（1994年5月24日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時10歳）と交配したスターサファイアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月25日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた3戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファンドリチアフルにハナ差交わされて2着となった。

4月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグローバルゴットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月9日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧田和弥騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着を確保した。

4歳（1998年）

1月8日、中3週で迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた10戦目は、睦月特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた11戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた12戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、燕特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。