エリモカチドキ（1985年生、母ハイデスカス）

エリモカチドキ（1985年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイースタンフリート（当時17歳）と交配したハイデスカスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月5日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

4月29日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた5戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマチカネソウダッセに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（1989年）

1月13日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の湯浜特別（函館芝1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。