マルサンキララ（1998年生、母ウメノウグイス）

Marusan Kirara

1998.04.01

マルサンキララ（1998年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時7歳）と交配したウメノウグイスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、柳川秀美から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

秋吉和美厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

5月21日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のマホーツカイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月23日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

7月22日、中0週で迎えた4戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、最後はシベリアクインと並んで4着同着となった。

9月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシベリアクインに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（6戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鎌田滋騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五六（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鎌田滋騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鎌田滋騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鎌田滋騎手（7戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。