バリアリーフ（1999年生、母ヤヨイビジン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、江川よし子によって1,995万円で落札された。

2歳（2001年）

8月25日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のニッシンアリアンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のひいらぎ特別（大井ダート1490m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のポインセチア特別（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3歳（2002年）

2月13日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の紅梅特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ゴーイッチャンに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’02桃花賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた12戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなげし特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレイズユアグラスを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月18日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4歳（2003年）

5月29日、約11か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月12日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（13戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（14戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（16戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた23戦目は、一般C1五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（17戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5歳（2004年）

1月6日、連闘で迎えた24戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

1月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（18戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた26戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（19戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したマキノレイクを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（21戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（22戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月19日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（23戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

12月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた31戦目は、亀戸特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（24戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた32戦目は、大崎特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（25戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレジェンドアミーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（26戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のストームバニヤンに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

2月1日、中1週で迎えた34戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、原宿特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた35戦目は、江古田特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（27戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた36戦目は、しし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（28戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、ミークビーナスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月9日、中6週で迎えた37戦目は、一般C1八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（29戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（30戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（31戦2勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

6月26日、中2週で迎えた40戦目は、牝馬限定戦のジューンブライド特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（32戦2勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦のペリドット特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（33戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた42戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、台東区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。