インテンソ（2020年生、母ミスセレンディピティ）

インテンソ（2020年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「計り知れない(伊)。父名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したミスセレンディピティが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の能登巌門賞。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月3日、デビュー戦はR.ムーア騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2023年）

7月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプラティクレールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中8週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

4歳（2024年）

2月11日、中8週で迎えた5戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月14日、中8週で迎えた6戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、クリノグローリーに交わされて3馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサーティファイドを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。