コロポックル（2016年生、母フェアリーベル）

コロポックル（2016年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アイヌの伝承に登場する妖精。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したフェアリーベルが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月29日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

9月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた5戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハナミンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月20日、中4週で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、モエレキンジトウにハナ差交わされて2着に惜敗した。

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のドリーム戦（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スペシャルヒルに3/4馬身交わされて2着となった。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月11日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のドリーム戦（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のドリーム戦（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（7戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジュンサナエにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のドリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー4（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（14戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンダガに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柿原翔騎手（16戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の宮川光徳社長就任記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、3着を確保した。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、3歳C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。