プレスインザサン（2008年生、母ハナマル）

プレスインザサン（2008年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「陽のあたる場所」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時14歳）と交配したハナマルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月28日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3歳（2011年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマンゴー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4月24日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、メジロダイボサツに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

7月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

11月6日、中9週で迎えた10戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。11着に敗れた。