トスカ（2002年生、母モガミペガサス）

Tosca

2002.04.14

トスカ（2002年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時13歳）と交配したモガミペガサスが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方12戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳。

経歴

デビュー前

足立勝久厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のカネショウハヤブサに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイバトルを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月16日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンの'04ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月21日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定2歳オープンのなでしこ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3歳（2005年）

3月31日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

8月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトコシナエをクビ差制して3勝目を手に入れた。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、ミンタカ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、馬人特別（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、おうし座特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた12戦目は、しし座特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。9着に敗れた。