ヴォンタリエール（2018年生、母ウインディーヒル）

Vent Arriere

2018.02.27

ヴォンタリエール（2018年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「追い風(仏)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時20歳）と交配したウインディーヒルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって216万円で落札された。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月12日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2021年1月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月26日、中5週で迎えた4戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミトノロッキーをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコスモザクロをクビ差振り切って2勝目を手にした。

4月7日、中3週で迎えた6戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ チェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マハラジャゴールドに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー26（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のKanaeバースデイ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず最後はトゥインクルタワーと並んで4着同着となった。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって216万円で落札された。

宇都英樹厩舎（愛知）へ入厩。

10月14日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は487kg。10頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。