メモリーポシブル（1997年生、母ハシバセット）

メモリーポシブル（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時9歳）と交配したハシバセットが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方25戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般C12。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 雨/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたウルトラダン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月12日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（2001年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた11戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒルノバイアモンから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中2週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデエトナに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月3日、連闘で迎えた14戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた15戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のピサノイイゴスに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノシャーディーからハナ差の2着に惜敗した。

9月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇佐美亨騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノファミリーから3/4馬身差の2着となった。

10月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2002年）

6月26日、約7か月半の休み明けで迎えた24戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた27戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた28戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた31戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた32戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。