トーワスピーディー（1991年生、母トーワヘレン）

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月27日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（1994年）

6月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、L.クロップ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタガノオオミネに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4歳（1995年）

2月11日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた9戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の伊勢特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

4月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた14戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上はL.クロップ騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた20戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた21戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（1996年）

3月9日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマジックダンサーに3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

3月23日、中1週で迎えた25戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた27戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’96アジアジョッキーズ1（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月29日、中4週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた29戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず14着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた32戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったイブキタカラジシにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

10月27日、中6週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナスケンヒューマをハナ差振り切って制した。

11月23日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6歳（1997年）

3月29日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下の紫野特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた38戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下のタイランドカップ（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。