タマモクロッシェ（2022年生、母タマモキャペリン）

Tamamo Cloche

2022.03.25

タマモクロッシェ（2022年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+帽子の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時9歳）と交配したタマモキャペリンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我 博。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

3歳（2025年）

1月13日、中5週で迎えた2戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた3戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月12日、中6週で迎えた4戦目は、上里直汰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林美駒騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、伸びてきたトキメキジニア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月15日、中4週で迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた8戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。