ウィンチェスター（2008年生、母フェアディール）

ウィンチェスター（2008年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ウィンチェスター大聖堂より」。毛色は青毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時13歳）と交配したフェアディールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、市川義美によって3,360万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

4月30日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシルクグラサージュを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月18日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。